夏の咳
インフルエンザも流行っていない夏の時期に「熱は出ないのですが、咳がコンコンと続き、時には夜も咳で眼が覚める」 という訴えをよく聞き ます。 エアコンを使うことも多く、外気温との温度差が大きいために、身体の抵抗力が低下し、喉を傷め易いためと言われています。...


毎年百合の花が咲きます
10年くらい前に近くのお宅から種が飛んできて毎年百合の花が咲きます。 少しずつ時期がずれてきているようですが、今年も暑さに負けずきれいに咲きました。


水を飲むこと
暑い日が続きます。このような時期、水はどの位毎日飲んだら良いのでしょうか?血液をサラサラにしておくためには1リットルで、足りますか、2リットル位必要なのですか?と尋ねられることがよくあります。 人間の体内には、体格によって違いはありますが、30~40リットルの水があり、腎臓...

トリガーポイント注射
肩こりや腰の痛みがしつこく続く時には、筋肉や筋膜が凝り固まって集中的に痛みを発する部位があります。 また背骨の圧迫骨折を起こした場合、骨の痛みは最低一か月は続きますがその周囲の筋肉、筋膜に痛みが放散することが見られます。頸の骨(頸椎)にヘルニアや椎間板の変性があると、頚椎か...


浮腫みの話し
「足に浮腫がでて、とくに夕方はひどく靴を履きにくいこともあります。浮腫みがあったら何か悪い病気があるのでしょうか?」と質問を受けることがあります。 浮腫みの中身は塩水です。身体の中には、組織間液という塩水成分が体重の15%存在します。体重60kgの人で9リットルですね。この...

慢性硬膜下血腫
頭が痛い、物忘れが進行する、ふらつくなどの症状がしつこく続いているとき、その原因の一つとして慢性硬膜下血腫という病気があります。 慢性硬膜下血腫とは頭がい骨の内側に血液が貯まる病気です。頭がい骨内側の細い血管が何かのきっかけで傷つき、そこからじわじわと出血が起こり血液が貯ま...


硬膜外ブロックで気をつけること
腰は人の体重を支えている負担の多いところです。そのため二つ足で歩く人類は、腰痛に悩まされることがしばしばです。腰痛や腰から足に響く座骨神経痛の治療で硬膜外ブロックを行うことがあります。 背骨の脊髄近くの硬膜外腔という場所に、痛み止めの局所麻酔薬と、神経の腫れを軽くするステロ...


頭痛、肩こりで大事なこと!
左の写真の建物を見ると非常に不安定な感じがします。もちろんきちんと設計され安全なのでしょうが、私達人間も同じような構造をしています。頭の重さは、だいたい6~7kgだそうで、それを細い頸の骨で支えています。もともと四つ足動物だったものが重たい頭を乗せて二つ足で歩くようになった...

仙腸関節の痛み
腰下肢痛の原因の一つに仙腸関節症候群という病気があります。仙腸関節とは、骨盤の仙骨と腸骨をつなぐ関節であり、それは身体の上半身と下半身をつなぐ関節でもあります。仙腸関節は、左右のお尻の少し内側に位置しています。 仙腸関節症候群での痛みは、重いものを持ったあと、あるいはお産の...


塩って身体に要るの?
塩分控え目とか、塩分補給しましょうとか、などと聞くと、私たちの身体にとって塩はどう考えたら良いのかと迷います。 大昔、生物が陸上で生活するようになったのは、塩のおかげです。1グラムの塩は約120mlの水を引き寄せることが出来ます。全ての生物は水無しには生きていけません。身体...

